「今、自分のやっていることがどうなっていくのだろう?」

「自分の今作ったものがどう経て、新しいものになっていくのだろうか?」

と仕事中によく感じる。

これは、予想なんだけどそう遠くない未来に
プログラマーだとかシステムエンジニアという職業は
この世からいなくなってしまうんだろうなと、ふと思った。

それは早くても20年後ぐらいだと思う。

10年後ぐらいに共通の人工言語だとかパッケージ、フレームワークが完成すると思う。
ここではまだ、プログラマーは消えない。ネットワークエンジニアも残る。

それから、さらに10年かけてプログラマーがほとんど要らなくなると思う。
それと同時に機械翻訳による会話がリアルタイムでかのうになるんじゃないかな。

もう10年後には、人が何のためにいるのかわかんないような感じになりそう。
マトリックスの世界に近くなるんじゃないかと。

こうなると結局何のために、今の仕事をやってるのかと思う。
作って捨てられてならまだいいかもしれないけど、
ただ、飼育されるだけのような存在になってしまうことがとても怖い。

でも、こんな世界はもうくるんだと思いながら時が過ぎる。


学生時代に、WW1,WW2に魅かれていろいろ調べた。

大量生産がうまれ、戦争という形でSCMが構築されていったが、
後に残ったのは、ただの瓦礫の山ではなく、
欲望のままに何もかもを巻き込んでいく人の山だった。

欲望だけではなく、憤怒すらも力に変えて、人は走り続けていった。

民族、宗教、人種、それらは人を構築する一要素でしかないはずなのに
愚民たる群集を先導しなにもかもを捨て去っていく。

今はまだ、WW1の前のように小康状態を保ってるに過ぎない。
英雄はみな去ってしまい、残っているのは烏合の衆だとか強欲な政治屋しかいない。
これが何らかの形で、もっと小さいものですらもう保ちはしない。

結局、人はなにも過去から、歴史から学んではいない。
史実から、自分たちにとって都合のいいところをつまみ出しているにすぎない。

水は低いほうに流れていくことしかできない。
だから、水の流れる方向は誰にでもわかると思う。ただ、今じぶんがどこを流れているかわからないだけで。