このまえ読んだ本で・・・

この間、たまたまブックオフで「トヨタ生産方式」を作り上げた大野耐一さんが書いたトヨタ生産方式という本があった
トヨタといえば最近なかなかのブラック企業として名高いのでトヨタの象徴とも言えるトヨタ生産方式について実際に解説された本を読むことにした

感想
現在でも十分に勉強になる本だと感じた。なぜ「かんばん」をつかうのか。なぜ「Just In Time」なのか。という点がきちんと書かれていて非常に面白かった。読んでみて損はしないと思う

内容

  1. ムダを減らすことを考えた結果のトヨタ生産方式

その1:人のムダ
一人が多工程を行えば人を減らせる(忙しいときは人を増やす)。
その2:在庫のムダ
納期にあわせて生産を調整していく→組み立てるとき以外に在庫を置かない。必要数以上を生産しない。(普通:feedforward,トヨタ生産方式:すべて(トヨタ自動車から部品メーカーなどの関係会社)が指令(かんばん)に基づいた生産を行う.もちろん指令の内容は日々feedbackされる)

  1. 大量生産(フォード式)に対するアンチ・テーゼ

その1:多品種・少数生産が可能な生産方式
その2:元々低成長率時代を考えられて考案している

という感じ(だいぶ違うかも・・・)

今のトヨタはどうなんだろ。一年中工場が稼動。自動車絶望工場なんて本まで出るし、聞いた話では1日でやめる人が結構いるみたい。
いまは輸出でなんとか黒字になっているけど、この先ほんとに車が売れない時代になる。
そのときにいまのままだと、あうつになるのは目に見えてるしなぁ
部品の価格を値切ってるだけでは生きていけなくなるので、豊田自動車作ったときみたいに次の産業に挑戦していくのかな